2025年度_物流マーケティング塾・全体像


1. 初級コース(基礎編):物流マーケティングの基盤づくり

目的: マーケティングの基本知識を身に付け、物流業界特有のマーケティング手法を理解する。

  • 月1回集合研修(8時間×12か月)
  • 1-3か月目:
    • マーケティングの基本(4P/4Cの概念と物流への応用)
    • 顧客ニーズ分析(荷主の視点で物流課題を考える)
    • 物流業界の市場調査法(事例分析と簡単なデータ解析)
  • 4-6か月目:
    • サービスの差別化戦略(価格競争に陥らない方法)
    • 顧客ターゲットの絞り込み(ペルソナ設計と物流商品設計)
    • 基本的な営業スキル(ヒアリング術、物流用語の使い方)
  • 7-9か月目:
    • ロジスティクスとSCMの基礎(マーケティングと供給網の接点)
    • 小口輸送と大口輸送における顧客対応戦略
    • 簡単な販促ツールの作成(パンフレット、簡易提案書)
  • 10-12か月目:
    • 顧客との信頼構築法(フォローアップの基本)
    • 物流業界でのデジタルマーケティング入門
    • グループ演習: 物流サービスの価値提案を作成・発表
  • 個別面談(90分×12か月): 学んだ内容を実務にどう落とし込むかを個別指導。
  • グループコンサルティング(3か月に1回):
  • 課題解決型のディスカッション
  • 成果共有とフィードバック

2. 中級コース(応用編):物流マーケティングの実践力強化

目的: マーケティング戦略の立案と運用能力を高める。

  • 月1回集合研修(8時間×12か月)
  • 1-3か月目:
    • セグメントマーケティング(特定の業種へのアプローチ)
    • B2B営業戦略とプレゼン技術(商談のロールプレイング)
    • 物流契約書の読み解きと作成の基礎
  • 4-6か月目:
    • 顧客満足度調査と改善活動
    • 中長期的なマーケティング計画策定(KPIの設定)
    • 地域密着型マーケティング
  • 7-9か月目:
    • デジタルツール活用(SNSマーケティング、メールマーケティング)
    • 物流業務の付加価値化提案(流通加工、特殊貨物対応など)
    • コスト削減と利益率向上の提案スキル
  • 10-12か月目:
    • ロジスティクス技術のトレンド(IoT、AI、サステナビリティ)
    • トラブル対応とリスクマネジメントの基本
    • ケーススタディ:成功した物流マーケティング事例分析
  • 個別面談(90分×12か月): スキルアップの具体策を指導。
  • グループコンサルティング(3か月に1回):
  • 戦略の共有と相互フィードバック。

3. 上級コース(戦略編):物流マーケティングのマスタークラス

目的: 大口顧客への提案力と戦略立案能力を磨く。

  • 月1回集合研修(8時間×12か月)
  • 1-3か月目:
    • 戦略的アカウントマネジメント(大口顧客への対応)
    • 自社物流の強みを最大化するブランディング戦略
    • データ分析とロジカルな意思決定
  • 4-6か月目:
    • 市場シェア拡大の戦術(価格交渉、競合分析)
    • カスタマイズ提案書作成とプレゼン練習
    • サステナブル物流の実現(環境対応型戦略)
  • 7-9か月目:
    • 海外市場への展開方法(輸出入の基礎と市場調査)
    • CRMシステムの活用法(顧客管理の高度化)
    • トラブル事例共有会(リスクから学ぶ)
  • 10-12か月目:
    • イノベーション提案(物流新サービスの設計)
    • チームでの提案力強化(ワークショップ形式)
    • 成果発表会: 実際の提案プレゼン
  • 個別面談(90分×12か月): 顧客ごとの提案スキル強化。
  • グループコンサルティング(3か月に1回):
  • 進捗確認と課題の共同解決。

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